
近現代史 I「戦後史」(2008年度)
今年度は、現代政治社会のあり方を見すえつつ、個別の主体やアイテムをとりあげ、戦後史の文脈の中に位置づけるよう試みる。
今、考えているテーマは次の通り。
1.自由民主党
2.参議院
3.最高裁判所
4.天皇と皇室
5.内閣総理大臣
6.警察と検察
その他、適宜考える。
授業計画
通常の講義形式で行う。毎回参考書を指定する。折に触れて、ゲストをよんで、ディスカッションをすることもある。そういった工夫を通じて、講義を機動的、立体的なものにしていきたい。
また、先端研で開かれる全学自由研究ゼミナール「政治学を読み破る」(木・5)と連携させることを考えている。
参考図書
- 『歴代首相物語』御厨貴編、新書館、2003
- 『戦後日本の宰相たち』渡辺昭夫編、中公新書、2001年
学習上のアドバイス
「戦後史」の生きた教材は、諸君の周囲のあちこちにある。それに気がつくか否かは、すべて諸君の興味・関心と注意力如何による。積極的な受講態度が望まれる。