Takashi Mikuriya Laboratory | RCAST,The University of Tokyo 御厨貴研究室 | 東京大学 先端科学技術研究センター

 

全学自由研究ゼミナール「戦後政治を読み破る 」(2008年度 冬学期)

夏学期のゼミは大変な盛り上がりをみせた。そこで冬学期は、「政治学を読み破る」ゼミへとタイトルを復活させる。戦前−戦後を通じた日本の代表的な論客の作品を読み破ることを目標とする。要は21世紀を生きるキミたちの思想的着地点を求める議論をしたい。なるべく系統的に、しかし多様な本を選ぶつもりである。キミたちの方からも、積極的にこんなものを読みたいと申し出てほしい。

授業計画

1.政治学を広く深くみなで読み破ることが目標。
2.毎週木曜3時までに、A4 1枚のペーパーをメーリスに流す。
3.木曜4:30−7:00すぎまでのゼミに出席し、自らのペーパーを元に、積極的に議論を作りあげる。
4.毎週1冊の本を課題図書とし、ペーパーを書くための「お題」を出す。関連図書を動員できれば、ペーパーのねうちも、議論も数段格が上がるので、これをめざそう。
5.最終的に15名程度になるのが望ましい。
6.冬休みに、希望者には3000字ペーパーを書いてもらう。
7.恒例のブックトリップ、春合宿も早くから企画をたて、面白いものにしよう。

授業の方法

毎回、こちらの指示に従って、課題を提出し、全体討議に付す。何であれ、コミュニケーションがとだえないように、全員でコトバのボールを拾っては投げ、拾っては投げる。

>> これまでの参考図書

 

全学自由研究ゼミナール「戦後政治を読み破る 」(2008年度 夏学期)

恒例の「政治学を読み破る」ゼミを変更し、「戦後政治を読み破る」ゼミとして、新しく発足させる。教養学部「近現代史」(前期・火・5)と連動する形となる。両方を受講することが望ましいが、必らずしも要件とはしない。戦後政治を、本・新聞といった文献で読み破り、さらに音楽・建築・絵画・写真といったそれを表象するモノで読み破る。

授業計画

わがゼミも6年目に突入する。昨今ややゼミが停滞気味なので、思い切って変えてみることにした。
1. テーマを「戦後政治」とする。
2.それを読み破る手段は、文献のみならず、戦後を表象するありとあらゆる手段に拡大させる。従来はペーパーの提出に重きを置いたが、今回は、フィールドワークに重点を置く。
一昔いやもっと昔のスローガンでいうと「書を捨て、街に出よう!」となる。
3.私の前期講義「近現代史」(火・5)と連携させたい。もっともそれは、このゼミをとるための必要条件ではない。
4.あらかじめオリエンテーションを行い、熱意のある者のみの参加を認める。10名程度が、ゼミの効率上望ましい。なお、今年度から、オブザーバー制度を廃止する。課題提出なき者の出席を認めない。
5.ぜい肉をとりさった、きりっと引きしまったゼミをめざす。
6.卒業生や3・4年OBOG生のために、木・6(7:00−9:00)を、月1日は開放する。
7.とにかく、今年度は、きびしいぞ!4時30分から7時までは続けるから覚悟しておきなさい。

授業の方法

毎回、こちらの指示に従って、課題を提出してもらう。1人5分以内で課題について報告をし、全体討議に付す。何であれ、コミュニケーションがとだえないように、全員でコトバのボールを拾っては投げ、拾っては投げる。

>> これまでの参考図書

 

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