Takashi Mikuriya Laboratory | RCAST,The University of Tokyo 御厨貴研究室 | 東京大学 先端科学技術研究センター

安全・安心な社会を実現する科学技術人材養成

セミナー:2つのコース

「安全安心を実現する科学技術人材養成」プロジェクトでは、人材育成を目的とした実際の活動として「共通コース」と「応用コース」の2つのコースを設け、セミナーを開催しています。

 

共通コース・オープンスクール

 様々な立場で「安全・安心」分野の業務に携 わっている人、また将来のキャリアとして、「安全・安心」分野での貢献を考えている人を対象としたコースです。「安全・安心」分野に共通する理論や具体的事例に関する授業を行い、講義とディスカッションを通じて、当該分野に従事する方に「安全・安心」分野の全体像と共通の議論の枠組みを提供します。

応用コース

 応用コースには、専門性を高めた2種類のコースがあります。

応用コース/ジャーナリストコース

 ジャーナリズムは調査取材を通じて隠れたリスクを正しく見定め、その危険を過小評価せず、逆に過剰な恐怖心を煽ることもなく的確に社会へ伝達して、問題 解決に向けた世論を形成する使命をおっています。
 そうしたリスクコミュニケーションの担い手としての役割をジャーナリズムが果たすために、個々のジャーナ リストはどのような知識、どのような技術を身に着けるべきか――。

 この連続セミナーでは、リスク社会で報道の仕事に携わる上で避けて通れない原子力、バイ オ、環境問題、感染症などの分野に関する最新の知見を提供しつつ、科学技術が政治、経済と複雑に絡みあう状況を的確に読み解く方法を提案します。
 また報道 の在り方を省みる視点も提供するなど、ジャーナリスト向けに特化したカリキュラム、講義形態で実施します。

応用コース/アドバンストコース

 安全・安心の実務に携わる方々に対し、実践的な理論・スキル・ネットワークを提供することを目的とする「アドバンストコース」を 開催いたします。今年度は、直下型地震の発生を想定し、講義+演習のカリキュラムで、より深い知見をもとに、具体的な問題に対処できる能力を身につけることを目指します。

 

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