2008年度 オーラル・ヒストリー「春の学校」（大学院科目）
2007年度 オーラル・ヒストリー「春の学校」（大学院科目）
オーラル・ヒストリー ―講義・実習・制作―（2007年度）
2単位・夏学期。
オーラル・ヒストリーの方法論を実践的に深く学ぶ。講義と実習と制作の3本立てで授業は進められ、最終的には、参加者各自が、オーラル・ヒストリーの「聞き手」を体験し、自分が自主的に選んだ「話し手」から聞いた事柄を、テープからおこし、速記録として整理し、1つの作品に仕立て上げる。報告会を行い、すべてを成果報告集にまとめる。
講義予定
1.[講義]オーラル・ヒストリー総論（御厨）
2.[講義・実習]インタビューの方法（永江）
3.[講義・実習]速記の方法（丹羽）
4.[講義・実習]作品化の技術（武田）
5.[制作]企画検討
6.[講義]研究への使い方1（井上）
7.[講義]研究への使い方2（野中）
8.[制作]中間報告
9.[講義]研究への使い方3（松島）
10.[制作]成果報告
この他に適宜，制作に関する質問に答える時間を設ける。
参考文献
1．御厨貴著『オーラル・ヒストリー』（中公新書）
2．日本政治学会編『年報政治学2004 オーラル・ヒストリー』（岩波書店）
3．「特集<聞く>ことが拓く世界」『言語』2006年2月号（大修館）
4．東京大学教養学部歴史学部会編『史料学入門』（岩波書店）
〒153-8904 東京都目黒区駒場 4-6-1 東京大学 先端科学技術研究センタ− 13号館 3階 TEL.03-5452-5477 FAX.03-5452-5479